町の中心部、サンタプリスカ教会から少し下ったところ、
石の階段を降りるとそこには不思議なラビリントが広がっています。
一度足を踏み入れたが最後、細い通路が縦横無尽に編むように作られていて、
同じところに戻るのが難しいこの空間こそ
タスコの人々のお腹と心を満たしてくれるタスコの市場。
色とりどりの野菜たち、週に二回来る魚市場、朝処理されたばかりの肉が並ぶ
肉セクション、朝採り美しい花を売るおばさんたちや昔ながらの薬草を売る人達。
朝早くから町の人、近隣の村の人々でにぎわいます。
ところどころに民芸品も並びます。
ちなみにタスコといえばシルバーというイメージが強いのですが、
ここは実は皮の製品や木の彫刻も有名。
突然キッチュなものがずらっと並んでたりして、
見ているだけでもうきうき心が弾みます。
タスコの迷宮マーケット、行った時にはうっかり迷ってみるのも
タスコの醍醐味の一つかもしれません。
次はついにシルバー特集です。