VIVA MEXICO!! メキシコ独立記念日

もっと早くアップしようと思っていたのですが、今頃になってしまいました。
スミマセン・・・。[:汗:]
9/16はメキシコの独立記念日でした。
クリスマスよりも、お正月よりも、メキシコ全土が一番盛り上がるのが、独立記念日。
特に今年は独立200周年「BICENTENARIO」との事で、例年以上に物凄い盛り上がりでした。
数週間前から町中が、赤白緑のメキシコカラーだらけでした。



こちら手作りビーズのピアスです。

メキシコカラーのモヒカンに付けまつ毛まで。

街の中心ソカロ(中央広場)周辺も例年以上にきらびやかにデコレーションされました。


郵便局などの建物もメキシコカラーにお飾りされました。


夜はライトアップされ、ますます幻想的でした。

独立記念日は16日なのですが、15日の夜からメキシコ各地で独立記念の祭典、ロックコンサートやパレードが行われ、いろんなイベントが開催されていました。
特に毎年ソカロは日付が変わる15日夜中に、大統領官邸(宮殿?)の窓から大統領が出て来て、「VIVA MEXICO」と3回叫ぶのが恒例で、毎年物凄い大観衆が押し寄せます。
私たちもソカロを目指したのですが、夜8時の時点ですでにソカロ周辺は凄い群集で、ソカロから1キロ手前で道が封鎖され断念・・・。[:えぐ:]
ロックコンサートの方へ移動するも、これまた凄い人、人、人・・・。
歌声は聞こえるがアーティストの姿は全く見えず・・・。
そんな人達の為に・・・15日夜は下の写真の様に、街のあちこちに特設スクリーンが設置され、ソカロでの模様、ロックコンサートの模様などが生中継されていました。

そして、何故だか毎年独立記念日の夜は泡スプレーをかけて回るのが恒例となっております。
何でですかねぇ〜???
たまに知らない人にも突然かけられるので、ちょっとムカツク[:ぷん:]

他のサイトからお借りした写真です。
夜は34億円相当の花火が打ち上げられたそうです。
物凄い群集、見えますか?

この日のベストドレッサー賞。
私の住む宿の大家さんの娘さんたち。
マリナちゃん、ミレナちゃん、美人姉妹でしょっ!

旅の続き、カンクン〜トゥルム編。

メリダからウシュマル、チチェン・イツァーの後、ベリーズへ入国。
あまりにも何も無い国、あまりのつまらなさに2泊で出国し、またメキシコへ戻りました。
バスでベリーズからメキシコ最大のリゾート地カンクンへ向かいました。
メキシコ滞在4年、初カンクンです。
これぞ、まさに私が期待していたカリブ海ですよー!!


ちなみに下の写真、以前御紹介したベリーズから見たカリブ海・・・[:骸骨:]

カンクンから南へバスで約1時間半。
トゥルム遺跡へ行って来ました。
まず入り口手前、レストランやお土産屋さんが集まるエリアでは、メキシコの伝統芸能「ボラドーレス」が見学できます。

5人のおじさん達がポールのてっぺんに登ります。
1人は真ん中で笛を吹く係り。
残りの4人は紐を腰に括りつけます。

4人は頭を下にぶら下がり、回転しながらドンドン下に下りてきます。
かなりのスピードで回転していました。

真ん中のおじさんは直立で回転しながら、終止ピ〜ヒョロロ〜と笛を吹き続けています。

地面に頭をぶつけそうなギリギリの所でちゃんと体を起こして足から着地。
さすがです!

ボラドーレスを見た後は遺跡の敷地内へ。
ジャングルの中に多くあるマヤの遺跡の中で、珍しくカリブ海に面して建っている遺跡です。
敷地内はこんな感じ。


どんどん奥へ進むとカリブ海が見えて来ます。


遺跡の真下はビーチになっています。
カメの産卵場にもなってるそうです。

そして、ここにももちろんいました。
イグアナの大群。

イグアナが怖くて、子供が岩から下りられなくなっていました。
この後は見ていなので、どうなったのか分りません。

このトゥルム遺跡、遺跡の規模自体は小さいので1時間程度でひととおり見学できます。
遺跡の敷地とビーチは自由に行き来できるので、水着を着て行ってのんびりするのも良いかと思います。

上、カリブ海の夕日です。
とってもキレイでした〜。
でも、リゾート地、一人で行く所ではないですねぇ〜。[:ぐす:]
私は一人だった為、一度もカリブ海に入らず旅終了しました。

旅の続き、チチェン・イツァー編。

ウシュマル遺跡へ行った翌日は、チチェン・イツァー遺跡へ行って来ました。
あの、春分の日と秋分の日、太陽によってピラミッドの階段部分に蛇の形の影が浮き出る、アレです、あれ!。
日本のテレビでもよく扱われるので、御存知の方も多いかと思います。

マヤの遺跡は元々ジャングルの中にあったので、入り口から遺跡まではどこもこんな感じで木々が多い茂った中を通り抜けて生きます。

遺跡にたどり着くまで、お土産屋さんを見て歩くのもまた楽しいです。


ユカタン半島の民族衣装です。
白地の生地に色鮮やかな、花の刺繍がとってもキレイです。
実際、町中では年配の女性の方が着ている姿を見かけました。

そして長いお土産道を抜けると、例のピラミッドがドドーンと現れます。

こちら側の階段が蛇の影が現れる階段です。
私が行った日はそこそこの観光客でしたが、春分の日と秋分の日の写真を見せてもらったら、ピラミッドを囲んでとにかく足の踏み場も無いくらい物凄い人、人、人でした。

こちら通称「骸骨の壁」です。
生け贄の骸骨を大衆にさらす場所だったそうです。[:ぎょ:]

気がつけば、骸骨の壁の上で巨大なイグアナが休憩中(?)でした。

ピラミッドの奥に立つ、巨大な神殿。
階段上部に横たわるチャック・モール像が見えるでしょうか?
このチャック・モールの腹部に生け贄の心臓を置いたのも有名ですよね。

残念ながら現在のチチェン・イツァー、全てのピラミッドや神殿に上る事が出来なくなっています。
遺跡の保護の為だそうです。
遺跡見学の帰りに、セノテに立寄りました。
「セノテ」とは地中にしみ込んだ雨が、地下に水のたまる空洞を作り、その空洞の上の地面が陥没して出来た池?湖?みたいなものだそうです。
私が行ったセノテは観光地化されていますが、ユカタン半島には多くの自然のままのセノテがあり、その昔マヤ人達が干ばつや疫病が流行ると、生け贄や財宝を投げ入れたそうです。
セノテの入り口、受け付のお姉さん。
マヤの民族衣装がお似合いです。

セノテを上から見るたところ。

下に下りて見ました。
水の深さは60〜70メートルもあるそうです。

写真だと見難いかもしれませんが、魚がたくさんいました。

こちらの美女2人は帰りに寄ったレストランの従業員。
皆、頭にはお花を付けてるのがカワイイです!

お掃除のおばさん達まで、民族衣装なのが素敵でした!

チチェン・イツァーお薦めです。[:グッド:]
日本からは遠いですが、是非行って見て下さい。
次回はカンクン〜トゥルム編へと続きまぁす。

前回の旅の続き、メリダ〜ウシュマル編。

前回のベリーズ旅行に行く前、メキシコのユカタン半島メリダという街へ行って来ました。
メリダのあるユカタン半島はマヤの古代遺跡の宝庫。
あっちこっちに世界遺産があり、世界遺産に指定されていない遺跡もそこら中に散らばっている所です。
メリダは有名な2つのマヤ遺跡、ウシュマル遺跡とチチェン・イツァー遺跡を訪れるのに、とても便利な街です。
こちら、メリダの中心地。  メキシコならどこにでもありそうな、キレイなコロニアルな町並みです。


夜はこんなにロマンチック〜、な所です。[:ハート:]

今回はまずウシュマル編。

入り口を抜けると・・・

ドド〜ンと、巨大なピラミッドがお出迎え。
「魔法使いのピラミッド」と呼ばれているそうです。

広大な遺跡の敷地内をのんびりと歩いていたら、ガサガサと草の音。
気が付けば、周りには巨大なイグアナだらけでしたー!!!
この写真だけでも、5匹は写っています。

右を見ても左を見ても、イグアナ、イグアナ、イグアナ・・・。
こんなに沢山の、しかも巨大なイグアナを見たのは人生で初めてです。[:ぎょ:]

石の間から頭だけ見える姿はまるでウツボです。
滅多にこんなにたくさんにイグアナを見る事は無いので、しばらくは遺跡を忘れてイグアナの写真ばっかり撮ってました。

こちらは大ピラミッドと呼ばれている大神殿。
この写真で見える面の階段のみ修復されており、他はまだ草ぼうぼう、手付かず状態でした。

こちらがウシュマル遺跡の全景。

写真を見てお分かりの様に、観光客ほとんどいませんでした。
有名な遺跡なはずなのに・・・。
いやぁ〜、それにしても暑かった[:汗:]
普段、標高の高い乾燥した涼しいメキシコシティに住んでいるので、日本みたいに湿気のある猛暑というのは苦手ですぅ[:えぐ:]
次回はチチェン・イツァー編と続きまぁす。

ベリーズへ行って来ました。

ビザの延長の為にメキシコのお隣の国、ベリーズへ行って来ました。
ベリーズなんて超〜超〜、超ド・マイナーな国。
そんな国がメキシコの隣にある事さえご存知無い方も多いのでは・・・。
独立が1981年との事なので、出来てまだ30年も経たない新しい国です。
ちなみにベリーズ国内には日本大使館さえ無いお国です。
私の周りで最近ベリーズに行く日本人が多く、皆声を揃えて「良い所だった」と言うのでちょっとは期待して行ったのですが・・・。
「良い所だった」と言う人達は皆ダイビングをやりに、ベリーズでも島へ行った人達。
私はマリンスポーツを一切やらないので、島ではなくベリーズ本土のみ。
ベリーズ唯一の都会、ベリーズシティ。
とんでも無く、な〜んにも無いです!!![:ぎょ:]
今まで30カ国近くいろんな国に行きましたが、ここまで何も無い国は始めてです。

街の中心地がこの寂しさですよ・・・。

そして、ベリーズシティから見えるカリブ海はこの汚さ・・・。

泳ぐ人はもちろん、釣り人さえいません・・・。

私が到着したのは土曜の午後。
翌日、日曜日にはシティのほとんどのお店、レストランが閉まり食事する事さえままならない状態・・・。
気温35℃炎天下の中、街をうろつきやっ〜と開いているレストラン発見。
台湾人経営の中華料理店でした。
他に食事が出来るお店を発見できず、1日3回ここで食べました。(笑)
ちなみに私が宿泊したのはシングル1泊U$27のゲストハウス。
中南米にしてはそこそこの値段です。
がっ!しかし、エアコンが無い![:のぉ:]
ベリーズシティは日本の夏と同じくらいの蒸し暑さ。
U$27の部屋には家庭用扇風機が3台・・・。毎晩、扇風機3台フル可動で寝ていたら案の定風邪をひいてしまいました。
ちなみに入国税U$$50、出国時更にU$19徴収するというとんでも無い国です。
そして出た結論:もう2度と行かない。