”神はボルダに栄光を与え、ボルダは神に栄光を与える” −シルバーの町、タスコ �

約500年もの昔、ヘルナン・コルテスによって築かれたタスコの街。18世紀にはフランス人のボルダがやってきて、銀鉱脈を当て、そこから得た巨額の富で美しいサンタプリスカ教会を築く。タスコは銀山が閉山された後も銀の町として現在なおその名をとどろかせています。今回はそんな銀の町、タスコに迫ります。


メキシコシティの南バスターミナルからバスに揺られること3時間。山間にぽっかりと浮かぶ島のような町タスコが突如として姿を現します。

タスコの町は人口4万人ほどの小さな町。
植民地時代の面影が強く残る、コロニアル都市です。
観光するといったらまずは町の中心地、Plaza de Borda(プラサ デ ボルダ)。

この広場はいつも地元の人や観光客で賑わっています。
小さいながらも、実は私にはメキシコでもお気に入りの広場の一つ。
夜になるとライトアップされて、ちょっとロマンティックな雰囲気になったりもします。
続く・・・。