”神はボルダに栄光を与え、ボルダは神に栄光を与える” −シルバーの町、タスコ �

前のブログでも書きましたように、タスコの人口のおよそ90%の人が
何らかの形で銀に携わっていると書きましたが、
今日は銀職人の一人、アントニオさんの工房をご紹介。



ここは大きさがだいた六畳ぐらいの部屋でしょうか。

これは型に蝋を入れるところ。
この蝋を使って銀を流しいれるための型を作ります。
一つ一つ丁寧に整えています。

機械に向かうみなさん、みんな真剣です。
こちらはチェーンを作っているところ。

私達は普段全てのものは大きな工場で造られていると思いがちですが、
実はこのような小さな工房からすばらしいメキシコの銀細工は生まれてきます。
一つ一つ手作りで作られたものにはなんともいえない温かみがあります。
私もアントニオさんと工房の人達の働きぶりをみて
そのメキシコ人としての、そして職人としての誇りがひしひしと感じられました。
ちなみに親方のことをスペイン語でマエストロといいます。
アントニオさん、まだ若いのにもうすっかりマエストロ。
すごくやさしくて、マチョ(男らしい)です。
ちなみにアントニオさんの工房ではアルパカアクセサリーも作っています。
カラベラのものとか、クロスのものとか、もうすぐお店に並びますよ。
こちらがアルパカアクセサリー。

メキシコ、タスコの銀とアルパカピアス、是非是非いかがでしょうか。