メキシコにはかわいい家がいっぱい。
ショッキングピンクや黄色、群青色で塗られた壁に素焼きの瓦の屋根、
ステンドグラスの出窓。。。
中でも国内で生産されるタイルをふんだんに使って装飾された家や家具はとても
美しいもの。
というわけで、今日はタイル工場に潜入です。
というわけでやってきましたタイル工場。
あのかわいらしいでもどことなく素朴で美しいタイルはここから生まれてきます。
それが知りたくてここまで参りました。
今日はオーナーさんがいろいろ教えてくれました!ありがとうございます!
まずはタイルの絵柄をつける前の準備段階。
半焼きという過程です。
これがその釜!
直火です。
そこにいた係りのおじちゃん、「これすごいね!」と言ったら、多分十分に火がすでに炊かれていて必要ないであろうに、「こうやるんだ」と薪いれを実演してくれました。
エヤッ!とはもちろんここメキシコでは言いませんが、おじちゃん、力持ちです。
そしてごうごう燃える薪。
。。。いいんですかね、勝手にあんなに入れちゃって。。。
まあ、嬉しそうだったからいいか。。。
と勝手に自分を説得して、その釜の表側です。
でこれが終わるといわゆる素焼きの四角いタイルが出てきます。
そして色付け!
今はシルクスクリーンという技法を使って色をつけます。
版画と同じなので、一つの版で一回ペロっと押したら次の版に行ってペロッ。。。というのを繰り返していきます。
ものによりますが、一つのタイルのモデルで5,6版ぐらいでしょうか。
版と同じ人数の流れ作業になります。
みなさんカメラを向けると照れながらも実演してくださいました。
ちなみにこれが使われるシルクスクリーンの版。
タイル・版の図書館です。
で、色付けが終わるとこのような容器?に入れて本焼きに入ります!
こんな形のものもあります。
でで、これが。。。釜です!ジャーン!
最近はこんな近代的な釜も使ってます。ちなみになんと日本製。
そして出来上がったもの!
それがこんなタイルたち!
うう、かわいいですね。。。
次回はそのタイルがどうやってメキシコで使われているかを検証します!
続く・・・