さて、今日はバレンタイン!
そしてペルーの友達から自然染色で有名なチンチェーロ地方の情報が入ってきました!
さて、今日は。。。バレンタイン!
もちろんメキシコではこの日は国中がラブで満たされる日。
ちなみにメキシコでは日本のように女の子だけが男の子にチョコレートをあげるのではなく、
男女ともプレゼントを交換します。
もう公園など歩いていると、平日の昼間にもかかわらず、みんないちゃいちゃいちゃいちゃ、
う、うらやましい。。。ではなく、ごほん、もう目の行き場がないくらい愛にあふれております。
ちょっと寂しくなったところで、もっと明るい話題に参りましょう。ごほん。
ペルーの友達からペルーの自然染色のメッカ、チンチェーロ地方の情報が入ってきました!
チンチェーロの人々はもう古代から現代までその自然染色の伝統を受け継いできた貴重な文化を持っています。
チンチェーロ地方の村の一つ、村の広場です。ここで、定期的に市が立つそうです。
村の女性たちの様子
ここで染色に使われるものは様々で、植物や動物など様々なものを使うそうです。
例えば、灰色を出したかったら、タラシードという植物の種を使います。
紫を出したかったら、AHUAYPILIという植物を。
この他にも、ターコイズを出すためのQUINSAQUCHUとか、黄色を出すためのQUOLLAや
ピンクを出すためのMOTEMOTEの種(なんか響きがいいですね、この種。)など。
なかでも面白いのが、コチニージャという虫!
これはメキシコでも古代から使われている染色剤なのですが、メキシコではサボテンに生息する灰色の虫達です。
こんな感じ。
潰すと。。。
おお、真っ赤。
チンチェーロではこれを使って18種類の赤ができるのだとか。
例えばこれに酸(レモンとか)を加えると煉瓦色になるのだとか。
これらで綿や羊毛やアルパカの毛を染色し、いろいろなものを作ります。
本当に色鮮やかで美しいです。。。
全て最初から最後まで全て手作り。それを小さな頃から身につけて育つ。。。なんて贅沢なんでしょう。そして感動です。
以上、バレンタインの日にペルーチンチェーロ地方のご報告でした!
みなさまも素敵なバレンタインを!