マリアッチの故郷、グアダラハラ!

メキシコ第二の都市グアダラハラ。
今日はこの街に潜入してみました!


さて、ハリスコ州は州都、グアダラハラ。
ハリスコ州といえば。。。。
これ!

テ、テキーラ!!
テキーラといえば。。。マ、マリアッチ!

と、ここで連想ゲームは終わりにして、ちゃんとガイドすることに致します。
(そうしないと妙な方向に行ってしまうかもしれません。危ない危ない)
さて、グアダラハラですが、メキシコの経済を支える大都市。とても古い街で、1530年台から入植が始まりました。スペインのメキシコ征服が1521年ですから、かなり早いですね。
コロニアル都市の典型にもれず、旧市街はコロニアル建築の建物の美しい町並みが。
こちらはPARQUE EXPIRATORIO(エスピラトリオ広場)にある教会。

街の中心にあるカテドラル(教会)よりも存在感があってステキ。
12時と6時にはなんと時計の下から音楽とともに人形がっ。
いつも思うのですが、メキシコってどこにいっても広場にはいつの時間にも人であふれていて、
みんな仕事とか大丈夫なのかなぁ、なんて勝手に心配したりします。
時間の流れ方が実にゆっくりですね。
ちなみに日曜日にはウイチョーレス族の市が立ちます。
そう、ウイチョーレス族もハリスコ。
独特の文化を持っていて、特にビーズの作品は有名。
彩りといいとても美しいです。

ちなみに最初の写真のネックレスは、ウイチョーレス達が儀式に使うペヨーテと呼ばれるサボテンを模したもの。
もちろん一つ一つ全て手作りです。
女性と男性の民族衣装もとてもすてきなのです。うう、かわいい。。。

さて、マリアッチの発祥の地でテキーラも生産しているとなれば、もちろん食物も豊富!
これはTORTAS AHOGADAS(トルタス アオガーダス)と呼ばれる料理。

訳して「溺れるサンドイッチ」でしょうか。。。
見たとおり、溺れてます(笑)。
何に溺れているかというと、トマトのサルサ(ソース)。激辛バージョンもあります。
中には鶏肉と玉葱が入っていて塩で味付けというシンプルなものですが、週末(にかぎらず)グアダラハラ市民が二日酔いを直すために食べたりするのだとか。。。
こちらはTEJUINO(テフイーノ)。

よく道で見かけるTEJUINO。
とうもろこしを発酵させたトロトロとした口触りの飲み物です。
塩とレモンとレモンシャーベットと一緒に飲みます。
初めて飲む人にはちょっと癖があってきついかもしれませんが、飲み慣れると美味しい!
はまること保証付きです。
特に夏バテには即効で効きます。
さて、グアダラハラにはウイチョーレス等、いろいろな民芸品があります。
例えば、グアダラハラから南東約8kmにはTLAQUEPAQUE(トラケパケ)という街があります。
PALOMARを始め、様々な陶器がとても有名。
というわけで次回はTLAQUEPAQUEのPALOMAR特集です!