メキシコ流引越し

先日、友達のエガちゃん(日本人・男)家の引越しの手伝いに行って来ました。
「洗濯機を3Fの部屋から降ろすのに人手が足りない」との事で、私の友達メキシコ人の若者2名助っ人に連れて行くことに・・・。
一人はルチャドール(レスラー)の卵、力だけはある奴なので[:ムキムキ:]
メンバーは日本人男子2名+メキシコ人男子2名+私+エガちゃんの彼女(メキシコ人)。
アパートに着いてビックリ!!
も〜の凄く狭いらせん階段・・・。
人1人通るのがやっとなのに、一体どうやって洗濯機を降ろすのか・・・???
とりあえずらせん階段に男4人並び、バケツリレー式で小物を下へ。


洗濯機を外に出すのもひと苦労。
部屋の出入り口が狭くて洗濯機が通らず、一度窓から出し屋根に上げて反対側に運ぶという作業。

この後、どこから洗濯機を降ろすかと言う事で、日本人vsメキシコ人、きれいに意見が別れました。
日本人チームはちょっと苦労するけど確実に下ろせる方を選び、メキシコ人チームは、一見簡単そうに見えるけど、実は洗濯機が通るか微妙な幅の方から降ろそうと。
しかし、そこから降ろそうとすると幅が足りず、途中まで降ろした洗濯機を再度上まで上げる、2度手間になる可能性大。と言うか確実に2度手間になる・・・。
日本人チームは全員声を揃えて「メキシコ人って本当アホだよね。どう見たってあの幅を洗濯機が通るわけないじゃん!」と(笑)。
結局頑固なメキシコチームには折れてもらい、日本人の意見に合わせてもらいました。
そして、どうやって下まで下ろすのかと思ったら、何と紐で吊るして降ろすとっ!
しかも、こんな細い紐でぇぇぇ!!!。
男4人汗だくで頑張っております!

ジワジワ紐をずらし、無事洗濯機着地。

洗濯機を降ろし終わった時点でとりあえず、全ての荷物は運び出し、私達の任務は終了。
3時に約束した荷物を運ぶトラックがなかなか来ず・・・。
時間にルーズなお国柄。 時間通りに来るとは誰も思っていませんが。
そこで日本人全員から「日本人の3時は3時だけど、メキシコ人の3時は一体何時なんだ?」と、質問されたメキシコチーム「う〜ん、4時かな」だそうです。
しかし、その後エガちゃんからの後日談。
新しい引越し先に行くも大家さんが不在で入れず・・・。
何度電話しても出ず・・・。もちろん、この日引っ越して来る事は大家さんは知っているにも関わらず・・。
彼女と2人、家の前の路上で荷物と共に4時間待つも大家さんは来ず・・・。
結局その日も、翌日も大家とは連絡取れず。もちろん、新しい家に入る事ができない為、急遽別のアパートを探すはめになったと・・・。
日本じゃありえない事ですが、こんな理不尽な事がよくあるのがメキシコなんです。[:のぉ:]