音と光のショーin ソカロ

もう終了してしまいましたが、先週までメキシコシティのソカロ中央広場で「音と光のショー」を開催していました。
昨年から始まったイベントで昨年は行かなかったのですが、昨年と今年両方行った人の話だと、「今年の方が独立200周年もあって、昨年よりだんぜん規模がデカイ!」と。
「近いしタダだし、行ってみるか」とあまり期待をせずに行ったのですが、素晴らしい!!!お見事!!!なショーでした。
ソカロ中央広場はカテドラル教会、国立宮殿、由緒ある古いホテル、その他何の建物だか分らないけど古い建物で4面を囲まれています。
その建物の壁をスクリーンに見立て、メキシコの歴史を影絵で再現したショーが1時間半にわたりくり広げられました。
写真でどこまで素晴らしさが伝わるか分りませんが・・・。






















壁のがい骨見えますか?
このがい骨、ただ映ってるだけでなくコミカルに動いていました。







最後はメキシコ国旗の影絵、そして花火がドッカンドッカン打ち上げられ終了しました。
中央のステージでは時々ダンスや再現ドラマ風劇が行われていましたが、後ろの方にいた私にはちょこっとしか見えませんでした。
ステージが見えなくても音と光だけでも大満足なショーでした。
古代のメキシコからスペインの侵略、植民地時代、独立、革命、メキシコ大地震、現代に至るまで、影絵と音楽、ナレーション付きで見事に再現され、メキシコ歴史の良い勉強にもなりました。

御当地バーガー

御当地バーガーとでも言うのでしょうか???
マクドナルドの前を通ると「NUEVO」(新しい)商品の広告が。
コーンスナック『ドリトス』がはさんであります。[:バーガー:]

ポテトとドリンクのセットで$35ペソ(約228円)。
早速買って食べてみました。[:ポテト:]

開けるとこんなんでした。

普通のハンバーガーとドリトスが4枚、そしてアボガトペーストのワカモレ。
味は・・・普通。
コレ食べるなら他の食べるかも・・・。

EXPO LUCHA 2010

また自己満足ルチャネタで申し訳ないです。
今回は前からアップしようと思っていた「EXPO LUCHA LIBRE 2010」です。
以前御報告した「LUCHA FAN FEST」より、はるかに規模が大きいのがこのEXPO。
金、土、日の3日間、朝から晩まで開催されるイベントです。
2006年からスタートし、今回で4回目。
私は第1回の2006年はメキシコにいなかったので、一昨年から3年連続の参加です。
昨年はこのEXPOのために日本から来た友人達と3日連続、弁当持参で(笑)朝から晩までルチャ三昧の日々を送りましたが、今回は都合により初日だけの参加となりました。
「東京ビックサイト」の様なイベント会場に様々な出展ブース、あっちにも、こっちにもリングが3つも設置され、試合はもちろん、サイン会、写真撮影会、ルチャ教室、ルチャドールによるライブコンサートに、ストリップ的なダンスなど、とにかくルチャマニアにはよだれモノのイベントです。
会場内はこんな感じ。
初日の早い時間なのでまだ来場客も少なく、並ばなくてもサインや写真が取れる状態でした。

入場してすぐフェリーノ選手のコスプレをした子供を発見!
実際フライパンやほうきを持って入場する選手なんです。
マジで本物そっくりなコスプレでした。

一般客からも写真攻め、インタビューまで受けていました。

こちらはイホ・デル・サント選手のブース。

そして、こちらがメキシコの英雄。
本物のサントです! 
日本で発売されたレスラー名鑑にサインをもらってるところです。
とにかく、オタクなのでスミマセン[:にひ:]

そして、2ショット。
私がデカイんじゃないです。
サントが小さいんです。

あっち、こっちで写真撮影会、サイン会が行われています。

こちら、アルカンヘル選手とスタルマン選手。
2人共来日経験が多いので、会うと必ず「オツカレサマデス!」と話し掛けてきます。

カワイイんだか、カワイクないんだか微妙なグッズがたくさんありました。

こんなブサイクなタイガーマスク人形発見!



これはオシャレだと思った。
ルチャドールのチェスです。


こちらタダのセクハラおやじではありません。
往年のスーパースター、そしてかつて初代タイガーマスクのライバルだった、リンゴ・メンドーサ先生です。
まだ現役を退いた訳ではありませんが、現在はアレナメヒコでルチャドールを目指す若者達を指導する先生です。
なぜか私のことを気に入っており、良く食事を御馳走して頂いております。
そして、何故か毎回シーフード。たまには肉が食べたい。。。

この日はリンゴ先生のクラスの公開練習もありました。
未来のスーパースターを目指す小学生達も多くいました。
平日の夕方、学校が終ってからアレナメヒコのルチャ教室に通っている子達です。


その後には現役選手による子供ルチャ教室もありました。
私も参加したかったぁ〜〜〜。

別のリングではフービー選手と女性マネージャーのライブコンサートが行われていました。

そしてこちらがメインのリング。
3日間朝から晩まで何試合も行われました。


そして、この子がとにかく凄かった!
アイス・キラー選手の子供で3歳くらいでしょうか?
大人相手にパンチ、キック、コーナーやロープから飛んだり、本番試合さながらのルチャの流れを見せてくれました。



こちら『DTU』と言う団体のブース。
デスマッチがメインのまだ旗揚げして年数の浅い団体なので、選手勢揃いでファンサービスにつとめていました。

こちらはまた別のインディー団体のブース前。
カメラを向けるとみんなでポーズをとってくれました。
が、無名選手ばかりで誰だかさぁ〜っぱり分りません。

とにかく広い会場内、あっちもこっちもルチャドールだらけ。
マニアには奇跡の2ショット!
ティニエブラスとサントです。

サントと並ぶメキシコの英雄、ブルー・デモンJr選手との2ショット。

まだまだ、載せたい写真は山ほどありますが、全部載せる訳ににもいかないので、これまで。
3日間開催のEXPOですが、お薦めは初日。
平日の昼間なので来場客もそこまで多くなく、今回のようにサントやブルー・デモンと言った大物選手でもそんなに並ばずに写真やサインがもらえます。
こちら、おまけの写真。
昨年のEXPOでの笑える光景。
このタイガーマスク、私の友達、原田修平。マスク職人です。
もちろんルチャマスク職人です。
自作のマスクを被って会場をうろついていたところ、「写真を撮って」と一般来場客から頼まれ、サインも求められ「Pequeño Tiger Mask」(ミニ・タイガーマスクの意味です)と慣れた手つきでサインを書いたところ「ペケーニョ・タイガーマスクがいるぞ!」とあれよあれよとドンドン人が集まり始め収拾の付かない状態に。
周りで見ていた私たちは大爆笑でした。[:あひ:]



念の為「ペケーニョ・タイガーマスク」と言う選手は日本にも、メキシコにも存在していません。
この様に会場内にはマスクを被ったニセモノルチャドールもいますので、騙されないように。[:ダッシュ:]

ソノラ市場

メキシコ、マジ寒いっす・・・。[:汗:]
そして空気、凄い乾燥してます。
肌が乾燥して、背中カユイです。
誰か私の背中に保湿クリームぬってくれないでしょうか・・・。
今日はメキシコシティにある、ソノラ市場の紹介です。
日本のTVでも紹介された場所なので、御存知の方もいらっしゃると思いますが・・・。
普通のモノ、キッチン用品とか、おもちゃとか、普通のモノも売っています。
モ〜ノ凄い臭いの、モ〜ノ凄い状態のペットショップもあります(笑)。
何が凄いかって、実際行ってみて下さい。
しかし、この市場魔女グッズとか、祈とう師グッズとか怪しい物を売っている事で有名な市場です。
魔女は見たこと無いですが、祈祷師らしきファッションの人がウロチョロしているのを、見かけます。
まずはいきなり、ドレスを着たがい骨。
『サンタムエルテ』と言う、死神さまを信仰している人達が多いのか?この市場サンタムエルテだらけです。
グアダルーペ(マリアさま)よりも、明らかに死神さまの方が多く売られています。

中はこんな感じです。
お守りとか、魔よけグッズとか、ところ狭しと売られています。


焚き木売り場じゃないですよ。
これらの木、にんにく、植物もお払いなどに使うそうです。

この牛の頭は何に使うのでしょうか???

鳥の死骸も売ってます。

何の動物か分りませんが、開きになってます。

この様に『サンタムエルテ』の置物、たくさん並んでいます。

この市場で有名なのが、下のようなフェロモングッズ!!!
これは、フェロモンスプレー?香水?です。
店のおばちゃん曰く、「これでもかってくらい異性が寄ってくる」らしいです。

こちらはフェロモン石鹸です。
「これで毎日体を洗うだけで異性が寄ってくる。その後にフェロモンキャンドルを焚くと、更に効果がアップ」だそうです。
写真はありませんが、裸の男女が抱き合っている形のキャンドルなども売られています。
『MIEL DE AMOR』とは『愛の蜜』と言う意味です。

日本から遊びに来ていた友達は、お土産にフェロモングッズ大量に購入しておりました。
ちなみに、私が買ったのはコレ。エッセンスです。

『LLUVIA DE SUERTE』&『LLUVIA DE DINERO』。[:雨:]
『幸福の雨』と『お金の雨』です。
大洪水になるくらい降ってくれると良いのですが・・・。[:雨:]

まだまだ続くよ、死者の日ネタ。

メキシコもすっかり寒くなりました。
雪は降らないし、日本ほど寒くはならないのですが、標高2000メートル超のメキシコシティ、気温が10℃を下回るのに暖房設備が一切無い生活はツライです。
とっくに終った死者の日ですが、なかなかブログが更新できず、今頃になってしまいました。
死者の日数日前からソカロでに巨大なモンスター(?)が出現。

こちら反対側。

『パンテオン・ソカロ』と言うイベントを開催していました。
パンテオンとは墓地の意味です。

広大な敷地内に何十ものブースがあり、死者の日祭壇や、飾り付けがありました。
それぞれのブースに出展者名、団体名などが書かれていましたが、コンテストだったのでしょうか?




私の目を最も引いたのはもちろんコチラ。
ルチャドールとドクロのコラボ(?)。


こちらはパン焼きのかまどです。
実際パンを焼いていました。

カラフルな壁をバックにポーズを撮る女の子。

壁のドクロを良く見ると全てパンで出来ていました。

ソカロ以外でもこの時期はいたる所で死者の日前後数日限定なものが見れます。
こちらはあんまり治安の良くない、小汚いエリアにある骨董市(通称・ドロボウ市)にあった祭壇。
使い古しの木箱などを使っているあたりが良いですねぇ〜。


お墓の前の歩道に作られた祭壇。
ちなみに祭壇に飾られたパンや果物は亡くなった方の霊が食べてしまうので、果物など見た目は変わらなくても、味が薄くなるそうです。



夜はロウソクと街灯の明かりでとってもキレイでした。

こちらはお菓子屋さんのショーウィンドウ。
カワイ過ぎるぅぅぅ。

たまたま見つけたオブジェ。

 
こんなタクシーも発見しました。
車上のかぼちゃや、ドクロ、車を走らせても吹っ飛んでいかないのでしょうか???

10月下旬から11月上旬のメキシコはとにかく街中ドクロ、ドクロ、ドクロ、だらけです。[:骸骨:]
メキシコシティ内でも私が行っていないあらゆる場所でもイベントが開催されていた様です。
ドクロ好きの方にはヨダレが出てたまらないのではないでしょうか。

最後にコチラ。
大家さん家の美人姉妹ハロウィンコスプレです。

死者の日のお墓

先日、作業中だった家の目の前のお墓。
死者の日の飾り付けが終ったので、見に行きました。
入り口には男女のがい骨がお出迎え。

今年は独立200年、革命100年記念の年と言うことで、その時代の生活を再現した様な感じでした。

お飾りに使用されているのは、全て本物の野菜、果物、トルテーィジャ、パンでした。


とにかく、あっちにもドクロ、こっちにもドクロがゴロゴロ。
どのドクロもめちゃめちゃカワイイ。


かわいいドクロは他にもたくさん、ゴロゴロ地面に置いてありました。
全部載せられないのが残念です・・・。



こちらのお墓にはバナナ、リンゴ、みかんがグルっと4面、ふんだんに飾られていました。

足元のかごの中は本物のパン。

そして、手に持っているかごのなかみ。
ちなみに、卵、ネギ、トルティージャにチリでした。

この飾り付け、たった4、5日で撤去するのは大変もったいない・・・。
現在、中央広場ソカロでも死者の日イベント開催中です。
もの凄い人でごった返しておりました。
ちなみに今日はHALLOWEEN。[:幽霊:]
「ピンポーン」と玄関のベルが鳴り、ドアを開けると・・・。
子供達が「お菓子ちょ〜だい」と並んで立ってました。


私は何もお菓子を持っていなかったのですが、子供達が訪ねて来る事を想定して、あらかじめお菓子を用意していた友達がいて助かりましたぁ。

右の女の子、まだミルクを飲む年齢なのに、夜中にお菓子をもらいに頑張って歩いている姿が健気でした。

明日は友達の家でのハロウィンパーティに招待されました。
もちろん仮装が義務付けられております・・・。
うぅ〜ん、どうしよう。