PERU・クスコ偏 その2

ペルー出張リポート?最終章 クスコ偏その2です。
のどかな風景を眺めながらクスコから車で数時間、インディヘナの村を訪れました。



村ではキレイな民族衣装を着た女性陣がせっせと織物の真っ最中でした。




到着した我々に地元の料理が振舞われました。
何の肉か分りますか?
ペルーの山岳地帯で有名な料理と言えば『クイ料理』です。
日本名では「テンジクネズミ」と呼ばれる、食用モルモットです。
もし目の前に生きたモルモットがいたら食べるのを躊躇したかもしれませんが、いなかったのでガッツリおかわりまで頂きました。[:にひ:]

こちらの穀物、植物は染料を取る為の物です。

熱湯で煮て染料を取っているところです。
それよりも、火の近くに子供がいたので気が気じゃなかったです。



一体何本の棒を使って編んでるんでしょうか?
編み物が一切出来ない私にはお見事としか言い様がないです。


周りには出来上がった作品が並べられていました。

下絵は無く、デザインが頭の中に入っているそうです。
驚きです!
[:ぎょ:]


商品の注文、交渉の為に数時間滞在しました。
村の周りは絵に描いたような美しい風景の所でした。
日本ではあまり馴染みの無いペルー料理ですが、とっても美味しかったです。
村からの帰りの食堂で食べた、「ソパ・デ・チョル」。
チョルの意味が分らないのですが、お米と野菜のクリームスープみたいなのでした。
黒いのはムール貝です。

これは「Locro de Pecho」と言う、牛肉とじゃがいもの煮込み料理、辛くないカレーみたいなのでした。

前も書きましたが、ペルーと言えばコカ茶。
コカ茶以外でもこんな物まで売られていました。
これは普通のティーバッグのお茶。

コカキャンディー

コカジャムまでありました。
一体どんな味がするのでしょうか・・・?

 
日本からペルーはとっても遠いですが、皆さんに是非一度は訪れて頂きたい国です。
30カ国近く旅行した中で私の好きな国トップ5に入る国です。
とくにクスコの街はスペイン式の町造りとインカが融合し、ハンディクラフトの民芸品があふれるとってもキレイな街です。
ちなみに下の人形は宿泊したホテルのトイレの男女分けの目印です。
こんな所にまで可愛さが行き渡っています。


クスコは標高約3,400メートルです。
標高2300メートルのメキシコシティに住む私は何の症状も出ませんでしたが、高山病のせいか道端でヘタっている外国人観光客の姿も見かけました。
このブログを見てペルーに行ってみたいと思われた方がいらっしゃいましたら、くれぐれも高山病対策を忘れずに。
私は前回行けなかった「ナスカの地上絵」を見に、もう1度ペルーに行きたいです。