オアハカ州テウアンテペック地方ではサポテコ人達による独自の文化が花開いています。
でで、この地方の有名なものの一つといえば、刺繍!
今回はテウアンテペック地方の女性達、通称テウアナ達の愛してやまないドレスについてレポートします。
オアハカ州テウアンテペック地方は州都オアハカシティよりバスで6時間ほど南に下ったところ。太平洋に程近く、熱帯の低地なので一年中とても暑いです。
で、そこで作られる衣服はとにかく豪華!
色とりどりの刺繍が全面に施され、たまらなく美しいです。
私なんてあのドレスたちをみるたびに「ああ、目のご馳走。。。」と一人つぶやいて
ジーっと怪しいまでにじろじろ見ています。
あ、ちなみにメキシコでは誰かをジーっと見てても特に失礼にはなりませんから
大丈夫です。むしろ彼女達はエッヘンとモデルなみにポーズとか取ってくれます。
特に黒やエンジ色など、ベロア生地に刺繍が施されたものが
正式な機会に着ていくものになるようです。
ゲラゲッツア(オアハカで毎年7月に行われるメキシコ最大の民族舞踊の祭典)で踊るときは表題の写真にあるような、必ず黒のベロアバージョンです。
日本の着物のように特別なときにのみ着て言うわけではなく、
普段の生活の中でも普通に着られています。
普段はもう少し上下薄い生地の(なんたって暑いですから)ものが着られています。
こんな感じ。。。
このおばあちゃんの服の刺繍はカデニージャと呼ばれる技法で作られています。
TO BE CONTINUED…..