メキシコはすでに真夏の気候です。
四季が無く、雨季と乾季しかないので、雨季に入る前のこの時期が年間で最も暑い季節です。
日本の様に湿気のある暑さと違って、とっても乾燥しているので30℃近くあってもまだ過しやすいのがメキシコの良いところです。
とは言え標高2000メートル以上のメキシコシティ、太陽に近いだけあって日焼け対策はとっても重要。
ほっとくと気付かぬうちにお肌にしみがぁぁぁぁぁ〜・・・って鏡を見る度にヘコンでいる私。[:えぐ:]
お肌のしみと言えば、一昨年こちらのエキストラ会社からの依頼で『たった28日間でしみがなくなる』クリームのモニター役の仕事をしました。
何も知らずに2日間の撮影を終えたのが、現在メキシコの地上波の夜中の通販番組でヘビーローテで放送中。
ちなみに”たった28日間でしみが取れる”・・・わけがありません[:じぃ:]
本題に戻って。
現在のメキシコシティ、そこら中で ”メキシコの桜”が満開です。
「JACARANDAS」ハカランダスと言うこの花木、日本のお花見とほぼ同時期に満開になります。
ほぼ四季の無いメキシコですが、ハカランダスが咲くと春が来たと言われており、別名”メキシコの桜”と呼ばれているそうです。
私は植物花木の知識が全く無いので、友達に教わりました。
とってもキレイな紫色です。
風が吹くとあっという間に散ってしまうので、木の下は見事な紫のじゅうたん状態です。
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PERU・クスコ偏 その2
ペルー出張リポート?最終章 クスコ偏その2です。
のどかな風景を眺めながらクスコから車で数時間、インディヘナの村を訪れました。
村ではキレイな民族衣装を着た女性陣がせっせと織物の真っ最中でした。
到着した我々に地元の料理が振舞われました。
何の肉か分りますか?
ペルーの山岳地帯で有名な料理と言えば『クイ料理』です。
日本名では「テンジクネズミ」と呼ばれる、食用モルモットです。
もし目の前に生きたモルモットがいたら食べるのを躊躇したかもしれませんが、いなかったのでガッツリおかわりまで頂きました。[:にひ:]
こちらの穀物、植物は染料を取る為の物です。
熱湯で煮て染料を取っているところです。
それよりも、火の近くに子供がいたので気が気じゃなかったです。
一体何本の棒を使って編んでるんでしょうか?
編み物が一切出来ない私にはお見事としか言い様がないです。
周りには出来上がった作品が並べられていました。
下絵は無く、デザインが頭の中に入っているそうです。
驚きです!
[:ぎょ:]
商品の注文、交渉の為に数時間滞在しました。
村の周りは絵に描いたような美しい風景の所でした。
日本ではあまり馴染みの無いペルー料理ですが、とっても美味しかったです。
村からの帰りの食堂で食べた、「ソパ・デ・チョル」。
チョルの意味が分らないのですが、お米と野菜のクリームスープみたいなのでした。
黒いのはムール貝です。
これは「Locro de Pecho」と言う、牛肉とじゃがいもの煮込み料理、辛くないカレーみたいなのでした。
前も書きましたが、ペルーと言えばコカ茶。
コカ茶以外でもこんな物まで売られていました。
これは普通のティーバッグのお茶。
コカキャンディー
コカジャムまでありました。
一体どんな味がするのでしょうか・・・?
日本からペルーはとっても遠いですが、皆さんに是非一度は訪れて頂きたい国です。
30カ国近く旅行した中で私の好きな国トップ5に入る国です。
とくにクスコの街はスペイン式の町造りとインカが融合し、ハンディクラフトの民芸品があふれるとってもキレイな街です。
ちなみに下の人形は宿泊したホテルのトイレの男女分けの目印です。
こんな所にまで可愛さが行き渡っています。
クスコは標高約3,400メートルです。
標高2300メートルのメキシコシティに住む私は何の症状も出ませんでしたが、高山病のせいか道端でヘタっている外国人観光客の姿も見かけました。
このブログを見てペルーに行ってみたいと思われた方がいらっしゃいましたら、くれぐれも高山病対策を忘れずに。
私は前回行けなかった「ナスカの地上絵」を見に、もう1度ペルーに行きたいです。
PERU・クスコ偏 その1
今日はペルー、クスコ偏です。
先週、99%書き終えていたのもかかわらず直前でネットが切れると言うアクシデントで、途端に戦意喪失してしまいました・・・。
気をあらためてもう一度。
クスコはペルーの首都リマから空路で約2時間、世界遺産の中でも知らない人はいないであろう『マチュピチュ』の最寄りの町です。
御存知無い方のために念の為、これがマチュピチュです。
前回行った時の写真です。
マチュピチ以外でもクスコ郊外にはインカ時代の建造物が多く残っています。
軽くクスコの街の紹介です。
他の中南米同様に街の中心にはスペイン人が作ったカテドラル、その前には市民の集いの場アルマス広場があります。
そしてクスコの街もインカの石組みの残る美しい街です。
みなさんの想像する長い三つ編みに山高帽をかぶったインディヘナ(インディオ)のおばちゃん達もあちこちで見かける事が出来ます。
見つかると怒られるかお金をせびられるので、見つからないようにこっそり写真を撮らせてもらいました。
顔が写ってなくてスミマセン[:汗:]
このおばちゃんは路上脇で何かを編んでいました。
ただアイスクリーム買っているだけなのに、この姿だととってもおちゃめに見えます。
これは外国人観光客への物売り少女達。
街中でリャマを連れた少女達は観光客に写真を撮ってもらいお金をもらっていました。
インカの石組み脇の民芸品屋通り。
一体何があるのか、びぃ〜しり物がつまってます。
お宝がざっくざっく出てきましたよ![:にひ:]
メキシコのタスコと同じくクスコも銀鉱山で栄えた街。
街にはシルバーショップがいくつもあります。
ショーウィンドーにはシルバー製のリャマやインカの神様が並んでいます。
土産物屋でよく見かける『ひょうたんのフクロウ』を歩きながらナイフで削っているおばさんに会いました。
小学生の頃の図工の授業で彫刻刀でよく指を切っていた痛い思い出が脳裏をよぎりました。
こちらは靴職人さんです。
今年の冬に向けてカワイイ靴、ブーツ製作中です。
ペルーの鮮やかなマンタ(布)とスウェードを組み合わせたカワイイバッグ、ブーツがずらりと並んでいました。
今回のクスコでのベストショット?おじさん、かなりお疲れだったようです。
こんな年齢のおじさんでもカラフルなバッグを持っているのが超素敵です!
PERU・リマ偏 その2
すぐのアップしようと思っていたのですが、日本の状況を考えるとどう書いて良いのか分らず、更新を先延ばしにしておりました。
PERUリマ偏の続きです。
今回は、前回1人旅の時には行かなかったリマの旧市街地に行く事が出来ました。
治安が良くないと言われている旧市街、もっと汚いのを想像していましたが、世界遺産に登録されているだけあって古い建物が残るとっても素敵な街でした。
ペルーなら何処にでも売っていそうで、なかなか見つけられなったのがオカリナ。
民芸品のメルカド(マーケット)にもケーナ、オカリナなどいかにも南米の楽器は売っているのですが、日本人が頭に思い浮かべる、横長のオカリナがどこにもなく見つけるのに苦労しました。
一体何軒聞いて回ったことか・・・。
でも発見する事が出来ましたぁ! ついでに見たことない動物型のオカリナもたくさんありました。
そして、仕事でなければ絶対に足を運ぶ事は無いであろう、問屋街。
メキシコで言うと、ラグニージャ、テピート地区みたいな所でしょうか。
日が暮れたら絶対にヤバイんだろうなぁ〜と思わせるエリア、そして外の汚さとうって変って、お店の中はカラフルでオシャレな布が山のように積まれていました。
その山積みの布の中から山を崩さぬよう選んで抜いていくのも、見ていてまた一苦労の様でした。
今回は普通の旅行者が行く事の無いであろう、『地球の歩き方』にも『ロンプラ』にも載ってないであろう場所にいろいろと行く事ができました。
その中の1つが、メキシコだとメルカド・ソノラみたいな所。
おなじみエケコだらけの中に、「コレは何に使うのか?」と思うものがたくさんありました。
祈祷師グッズ?神頼みグッズ?おまじない?呪いのグッズ?でしょうか???
この砂鉄の山、あっちこっちで見かけました。
これも良くみかけました。砂鉄の上にアルマジロの剥製。
馬蹄も付いてるって事は幸運を呼ぶ何かなのでしょうか?
とてもそんな風には見えませんが・・・。
また行く機会があったら聞いてみます。
リマ偏はここまで。次回はマチュピチュの最寄りの町クスコ偏です。
4日前から家でネットが繋がらない為毎日スタバ通いです・・・。
メキシコの物価に比べるとスタバは高級品です。
大家さんが早く修理してくれないと、私はスタバ破産してしまいますぅ・・・。
頑張りましょう!!!
東北地方太平洋沖地震から4日が過ぎました。
メキシコでも連日ニュースで大々的に報道されており、日に日に増える死者行方不明者数、新しい映像に愕然とし、これが本当に日本で起きていると事なのか、と今だに信じられない状態です。
メキシコの友人、知人からも家族、友人の安否を気使う電話やメールをたくさん頂きました。
茨城に住む友人と連絡が取れず心配していましたが、昨日やっと連絡が取れ安心しました。
「マンションが崩れそうだから知人宅にお世話になっている。水、食料が不足している」と。
友人の為に何もしてあげられない自分がとてももどかしいです・・・。
メキシコ在住で福島に自宅がる知人は昨日のフライトで一時帰国の予定でした。
でも津波で家が流され帰る所が無くなったと・・・。
久しぶりの帰国をとても楽しみにされていたのに。
被災された方々に適切な言葉が見つかりません・・・。
地震はまだまだ続いていると聞きました。
これ以上被害が広がりませんように、皆様の御家族、大切な方々が無事でありますように、心から願っています。
そして被害を受けられました皆様に心からお見舞い申し上げます。
PERU ・リマ偏 その1
上司Mさんは、帰国を延期してまで精力的にメキシコで活動されております。
今日は別行動の為、やっとペルー出張の御報告です。
ペルーは3年ぶり2回目でした。
前回はのんびり一人旅だった為、リマ〜クスコ〜マチュピチュ〜チチカカ湖から陸路でボリビアの首都ラパスへ抜けるルートを旅しました。
今回はうって変わって、行き帰りの機内2泊、現地2泊と結構ハードでした。
メキシコからペルーへはアエロメヒコの直行便でブーンと約6時間。
メキシコ発真夜中の便だったので、早朝ペルーの首都リマ到着。
ホテルにチェックインするとちょうど朝食の時間。
ホテル内のレストランへ行くと、コーヒーと並んでコカの葉が置いてあるのがペルー。
高山病の予防効果のあるコカ茶、緑茶と同じくらいとっても飲みやすかったです。
朝食後は市内のマーケットへ。
おなじみリャマの置物と並んで、こんな思いっきり金髪外人マネキンが民族衣装なのが素敵!
ペルーといえばインディヘナ(インディオをスペイン語でこう呼びます)の織るカラフルな布が有名ですよね。
初めてペルーに行った時は狂った様に買いまくりました。
こんな物まで売ってました。
ピラニアの剥製です。
ペルーと言うとアンデスのイメージですが、国土の50%はアマゾンの熱帯雨林なんだそうでう。
お隣ブラジルのアマゾン河はペルーまで延びています。
さすがアマゾン河!
こんなグロテスクな魚もいるんですね。
南半球のペルー、今は真夏でとっても暑かった。
御存知ない方もいらっしゃると思いますが、ペルーと言えば『インカコーラ』!!!
ペルーでは他のソフトドリンクと並んでかなりメジャーな飲み物です。
こちらは新市街、ミラフローレスにあるショッピングモール。
リマで一番のトレンディスポットらしいです。
店舗は地上ではなく、地下数階へと延びています。
目の前は太平洋。残念ながらどんより曇っていました。
モール内ではインディヘナの女性による織物のデモンストレーションが行われていました。
時間が無いので、とりあえず今日はここまで・・・。
リマ偏その2、クスコ偏は近日中にアップしたいと思います。
御無沙汰でございます。
動物仮装コンテスト
先日タスコに行った時の事。
何だかみょうに犬を連れた人があちら、こちらに。
いつもはこんなに犬の散歩するところ見かけないのになぁ〜・・・と思っていたら、町の中心の教会にこんな看板が。
『動物仮装、ベストドレッサーコンテスト』が夕方5時から開催と。
しばらくすると教会前の公園に、あっちからもこっちからも動物を連れた人達が集まって来て、コンテストにエントリーする手続きが始まりました。
あっち、こっち犬だらけ[:ピース:]
仮装というか、今どきの犬っぽくただ洋服を着ているだけのが多い中。。。
こんなのもいました。
写真だと見難いですが、紙で作った豹の被り物をかぶせられてる犬。
参加者の95%ほどが犬の中、昆虫に変装したウサギがいました。
カウボーイのネズミ?モルモット???
ネコが1匹だけいました。
こんな豪華な猫小屋で運ばれて来たのですが、この直後小屋から脱走してしまい、飼い主達が慌てふためき探していました。
無事見つかったのかどうかは分りません。
ハトもいましたが、コンセプトが分りません。
そして、一番写真撮影されていたのが、コチラ!
メキシコ独立200周年がコンセプトの小鳥4匹!
洋服の中は一体どうなってるんでしょうか???
ほとんど動かないので、死んでるんじゃないかと心配しましたが、たまに目をパチクリしていて安心しました。
時間が無かったため、コンテスト終了まで見る事が出来ませんでした・・・。残念[:ぐす:]
どの動物が優勝したのか、凄い気になるぅ。
帰宅してカレンダーを見ると『Festival de los Animales』動物祝福祭との事でした。
タスコの街
またも仕事でタスコへ行って来ました。
以前も紹介しましたが、メキシコシティからバスで約2時間半。
18世紀に伝説的な「シルバーラッシュ」が始まり、今でも銀製品が有名で、銀製品に興味が無くてもコロニアル建築と石畳が続く、女の子が好きそうな町です。
町の中心はサンタプリスカ教会があるソカロ。
8年の歳月をかけられて作られたそうです。
教会の目の前の公園は地元の人、観光客みんなの集いの場所。
山の上には巨大なキリスト像が立っています。
町中の建物のほとんどが白で統一されており、ベランダには花が飾られたり、鳥かごが吊るされていたり、カワイイです。
タスコのあるゲレーロ州は木彫りのお面が有名で、町を歩いていると様々な木彫りのお土産が並んでいます。
木製のモービルも、いかにもメキシコっぽい色使いです。
とにかく町中が狭い坂道だらけ。
下り坂をハイヒールで歩くとマジで前につんのめりそうになります。
そんな狭いタスコの町で大活躍なのがこのフォルクスワーゲンの日の丸タクシー。
メキシコシティでもワーゲンのタクシーは走っていますが、だんだんと日産の普通車にくわれており、数はだいぶ減っています。
でも、タスコのタクシーは100%ワーゲン、しかも全て日の丸デザインです。
タスコの町のタクシーはメーターが付いていません。
乗車前に値段交渉をお忘れなく〜。[:ソレダ:]
メキシコシティから日帰り旅行にはお薦めの町です。
Rosca(パンの名前です)
1月6日、メキシコは『三賢者の日・Dia de los Reyes Magos』という、国中で伝統的に子供にプレゼントをする日です。
ついこの間クリスマスプレゼントをもらったばかりの子供達に、更にプレゼントをあげるそうです。
下はその1/6に食べるRoscaロスカと言うパンです。
このロスカ、パンの中に5cmくらいのプラスチックの人形が入っています。
家族や友達と切り分けて食べ、この人形に当たった人は2/2に全員にタマレスをおごらなければならないと言う習慣です。
これがパンの中から出て来た人形です。
これがTamalesタマレス。
古代マヤ伝来の料理で、肉や野菜の具をトウモロコシの皮に包んで蒸したものです。
街角でよく売られています。
「好きか?」と聞かれたら、私はあんまり好きではありません・・・。
今年は2回ロスカを食べる機会がありました。
4人で食べた1回目は私が人形を当ててしまいました。
なので2/2は忘れずにタマレスを買いに行かなくては・・・。