今、宿の玄関を出ると目の前の教会と隣接されているお墓でせっせと働く人々の姿が。
普段は人気がないのに、何事かと見てみると死者の日に向けてお墓の飾り付けが始まっていました。
普段はシンプルな国旗にがい骨をくっ付ける作業中。
警備員に「中に入れないの?」と聞くと、「今夜7時からなら入れる」と。
なので、柵の外から写真を撮りました。
マリーゴルドを細かく切って飾ります。
こんなカワイイどくろもいました。
まだまだ、作業中。
出来上がりがとっても楽しみです!
投稿者: mexico
死者の日直前
来月11月2日、メキシコは『Dia de Muertos』死者の日です。
日本のお盆の様な行事ですが、コレはメキシコ限定行事なのか、他のラテン国にもあるのかは不明です。
今の時期くらいから町中がだんだんオレンジのマリーゴルドの花と、ドクロのお飾りだらけになって行き、10月下旬のハロウィンと重なりと言うか、ゴッチャになり賑やかになります。[:骸骨:][:幽霊:]
10月に入ってからスーパーなどでは、カワイイドクロのお菓子が売られ始めます。
その一部をココでちょっと紹介。
ズラリと並んでいるのはチョコレートのドクロ。
アップにするとこんなんです。
こちらは砂糖で出来てるドクロ。
いかにも激甘そうですが、実際食べるんでしょうか???
こちらは日本で言う、「おこし」みたいなドクロです。
メキシコに住んでいても、このドクロのお菓子を買って食べる事は無いので美味しいんだか、どうなんだか分りません。
ライガーさんからのいただき物。
このブログで何度か話題にしました、新日本プロレスから遠征中だった獣神サンダーライガー選手が4ヶ月弱の遠征を無事終え、帰国されました。
6月からアレナメヒコでの大活躍のみならず、私の住むペンションでも大活躍(?)でした〜。
帰国直前、ライガー選手から頂いたマスク2枚です。
ヘッドマネキンを持っていないので、ハロウィンのかぼちゃの飾りにのせて撮影しました。
ライガーさん、スミマセン。
日本でマスクを作製するとウン万円かかるところ、メキシコだと安くで出来るとの事で、試作品を何枚か作っていかれました。
日本で構想していた髪の毛付きマスクをメキシコで製作されました。
貴重なシルバーライガー。
この2枚はサイズが小さすぎたのと、角の位置がちょっとずれているからとの理由で「あげる」ともらっちゃいました。
私はマスクマニアではないですが、どのくらい貴重な物かくらいは分りますよ。
周りのマスクマニアに大変羨ましがられました。
下の写真。
大家さん家の美人姉妹。
私の部屋で見つけたマスクを被り、大はしゃぎ。
ちなみにコレは、ライガーさんに依頼され私の友達が作製した、コンバース・ライガーバージョン。
そして、コレもスニーカーと同じ子が作った木製ライガーお座り人形。
何と1個の木材から出来ています。
どちらも売り物になるくらい、見事な出来でした。
[:ソレダ:]
ライガー選手は、また来年の夏頃来墨の予定だそうです。
それまで、私がメキシコにいるか微妙ですが・・・。
Zoologico・動物園
メキシコに来て初めて動物園に行きました。
メキシコシティの西にある広大なチャプルテペックの森。
敷地内には公園、いくつもの博物館、美術館、劇場、お城、動物園などがあります。
日本人観光客に人気の国立人類学博物館もここにあります。
嬉しい事にここの動物園、入場料無料なんですよ。
動物園なんてどこの国も同じ様な動物がいて、似た様なものだろう・・・と思い、日本の動物園にいない何か珍しいのいないかなぁ〜と思い、見て回りました。
まず、目を引いたのがゲテモノコーナー(?)。
写真に写っていませんが、巨大なゴキブリもいました。
触らしてくれるのかと思ったらダメでした。
残念[:あぅ:]
そして、こちらはXOLOITZCUINTLIと言う犬。
カタカナ読みしようと思いましたが、難し過ぎて無理っ!
通称「アステカ犬」と呼ばれています。
そして、この人ごみ。
皆、何を見てると思いきや・・・。
みんなの視線の先は・・・何とただのカラス・・・。
そう言えば町の中で見たことない事に、この時初めて気付きましたー。[:閃き:]
メキシコではカラスはゴミ集積所では無く、動物園にいる鳥なのですよぉ。
ビックリっ![:ぎょ:]
仮面貴族、ミル・マスカラス
日本で一番有名なマスクマンルチャドールと言えばこの方、仮面貴族『ミル・マスカラス』。
日本だけに限らず、メキシコでもレジェンダ、伝説のルチャドールです。
現在アメリカ在住、そしてメキシコ2大メジャー団体に所属していないマスカラスはメキシコにいても滅多に見れないお方です。
一昨日、メキシコシティからバスで1時間程のメキシコ州にあるアレナ・ロペスマテオスにマスカラスを見に行って来ました。
こちらが、その日の対戦カード。
入場曲はもちろん「スカイハイ」。
いやぁ〜、入場だけでも感動しましたあぁぁ。
こちらは対戦相手チーム。シコシス、ヒステリア、モンステル、アレブリヘの4人。
現役バリバリ、そして派手派手コスチュームです。
年齢不詳のマスカラス。
噂では「70歳説」「75歳説」「80歳超えている説」 いろいろです。
伝説のルチャドール、マスカラスに飛んだり跳ねたりは誰も求めていません。
リングに立っているだけで観客は満足ですよ!
通常3本勝負ですが、この試合のみ1本勝負でした。
やっぱり御老体に3本勝負はキツイのかも・・・・。
その他の試合にこんな人達も出ていました。
スペル・ラトンとスペル・ピノチョ。
スーパーなねずみにスーパーなピノキオですよ(笑)。
上の2人にスペル・ムニエコ(スーパーな人形)を加えた3人が’「EL TRIO FANTASIA」。
まさにファンタジーなトリオです。
ある意味この3人も伝説です。
それにしてもラトンがあまりにも巨大化していてビックリでした。[:ぎょ:]
こちら試合後の風景。
ルードの選手(悪玉)も子供達にサイン攻め。
おばちゃん達とも記念撮影。
こちらモンステルと言う選手。
そのままモンスターって意味なのですが、リングネームと違ってとってもいい人そうな気がしました。
そして、地方会場ではお馴染みの光景。
試合が終ると子供達の遊び場と化すリング。
メキシコのルチャ会場の周りにはこんな風にマスク屋などの露店が出るのが当たり前。
そのたくさんある中からライガー選手の応援用マスク発見!
ミル・マスカラスを生で見たいあなた!
来週、東京でもマスカラス興行ありますよ。
ちなみに今週土曜は「WWE SMACK DOWN」。
マスカラスを見た翌週にレイ・ミステリを見れるなんて凄い贅沢[:あひ:]
今日のランチ
パンダカフェ
私が毎週通うルチャ会場アレナメヒコの近くにパンダのカフェがあります。[:コーヒー:]
何故パンダのカフェかと言うと『パンディータ』と言うルチャドールが経営しているカフェの為、うちらの間では「パンダのカフェ」と呼んでいます。
もちろんちゃんとした正式なお店の名前はあるのですが、何十回行ってるにも関わらず覚えてません。[:ダッシュ:]
「パンダのカフェで飯食おう!」とある日曜の午後、野沢選手。
メキシコの来て2ヶ月、試合と練習の日々でほとんど観光もできずにいる吉橋選手も誘い3人でランチしに。
ちなみに、入れ墨だらけで人相の悪い右側が全日本プロレスの野沢論外選手。
左のさわやか好青年が新日本プロレスから長期遠征中の吉橋伸雄選手です。
普段平日の昼間行くとめちゃめちゃ混んでいるのですが、この日は日曜。
他のお客さんもおらず、のんびりランチできました。
壁には古いルチャドールの写真が飾られています。
普段は素顔で(もちろん)カウンターの中で美味しいコーヒーを作っているパンディータさん。
「写真撮りたい」とお願いすると、カウンターの下からマスクを取り出しカワイイパンダに変身してくれます(笑)。
カワイイパンダをご想像されている方の為にも、素顔は見ない方が・・・[:にひ:]
ランチ後はカフェから徒歩5分ほどの所にある、メキシコシティで一番有名な民芸品市場へ。
おでこは傷だらけ、体は入れ墨だらけ、特殊な風貌な野沢選手はここでも「ルチャドール、ルチャドール」とお店の男性店員さんたちに写真攻めでした。
そして翌日。
メンバーを代えて、またもパンダのカフェへ。
目線の入ってる私の右は日本から遊びに来ていた友達、まゆみさん。
左の女性はメキシコで活躍中のルチャドーラー(女子プロレスラー)下田美馬さんです。
ルチャだけでなく、今年はメキシコの男性誌でグラビアを飾りました。しかも、ヌード!!!
そしてこの日も民芸品市場へ。
数ヶ月前から野沢選手達の間で流行中なのが、メキシコではおなじみメルカドバッグ。
ナイロン編みのかごバッグで、グアダルーペ、フリーダ・カーロ、がい骨などがプリントされオシャレです。
何と彼らはメキシコでこのメルカドバッグにコスチュームを入れ試合の会場入りしていました(笑)。
メキシコでは野菜や肉など市場に買い物行く時に使う、メルカドバッグ。
イカツイ風貌の男がメルカドバッグを持って試合会場入りする姿。
メキシコ人にはどんな風に映るんでしょうかねぇ〜。
そして全日本プロレスの選手の間でも流行っているらしいのですが、ホントでしょうか???
カメラを向けるとこんなポーズ[:あひ:]
メキシコへお越しの際は是非パンダのカフェへ。
パンダさん特製蜂蜜入りカプチーノは絶賛です!
マジで美味いよ![:グッド:]
VIVA MEXICO!! メキシコ独立記念日
もっと早くアップしようと思っていたのですが、今頃になってしまいました。
スミマセン・・・。[:汗:]
9/16はメキシコの独立記念日でした。
クリスマスよりも、お正月よりも、メキシコ全土が一番盛り上がるのが、独立記念日。
特に今年は独立200周年「BICENTENARIO」との事で、例年以上に物凄い盛り上がりでした。
数週間前から町中が、赤白緑のメキシコカラーだらけでした。
こちら手作りビーズのピアスです。
メキシコカラーのモヒカンに付けまつ毛まで。
街の中心ソカロ(中央広場)周辺も例年以上にきらびやかにデコレーションされました。
郵便局などの建物もメキシコカラーにお飾りされました。
夜はライトアップされ、ますます幻想的でした。
独立記念日は16日なのですが、15日の夜からメキシコ各地で独立記念の祭典、ロックコンサートやパレードが行われ、いろんなイベントが開催されていました。
特に毎年ソカロは日付が変わる15日夜中に、大統領官邸(宮殿?)の窓から大統領が出て来て、「VIVA MEXICO」と3回叫ぶのが恒例で、毎年物凄い大観衆が押し寄せます。
私たちもソカロを目指したのですが、夜8時の時点ですでにソカロ周辺は凄い群集で、ソカロから1キロ手前で道が封鎖され断念・・・。[:えぐ:]
ロックコンサートの方へ移動するも、これまた凄い人、人、人・・・。
歌声は聞こえるがアーティストの姿は全く見えず・・・。
そんな人達の為に・・・15日夜は下の写真の様に、街のあちこちに特設スクリーンが設置され、ソカロでの模様、ロックコンサートの模様などが生中継されていました。
そして、何故だか毎年独立記念日の夜は泡スプレーをかけて回るのが恒例となっております。
何でですかねぇ〜???
たまに知らない人にも突然かけられるので、ちょっとムカツク[:ぷん:]
他のサイトからお借りした写真です。
夜は34億円相当の花火が打ち上げられたそうです。
物凄い群集、見えますか?
この日のベストドレッサー賞。
私の住む宿の大家さんの娘さんたち。
マリナちゃん、ミレナちゃん、美人姉妹でしょっ!
旅の続き、カンクン〜トゥルム編。
メリダからウシュマル、チチェン・イツァーの後、ベリーズへ入国。
あまりにも何も無い国、あまりのつまらなさに2泊で出国し、またメキシコへ戻りました。
バスでベリーズからメキシコ最大のリゾート地カンクンへ向かいました。
メキシコ滞在4年、初カンクンです。
これぞ、まさに私が期待していたカリブ海ですよー!!
ちなみに下の写真、以前御紹介したベリーズから見たカリブ海・・・[:骸骨:]
カンクンから南へバスで約1時間半。
トゥルム遺跡へ行って来ました。
まず入り口手前、レストランやお土産屋さんが集まるエリアでは、メキシコの伝統芸能「ボラドーレス」が見学できます。
5人のおじさん達がポールのてっぺんに登ります。
1人は真ん中で笛を吹く係り。
残りの4人は紐を腰に括りつけます。
4人は頭を下にぶら下がり、回転しながらドンドン下に下りてきます。
かなりのスピードで回転していました。
真ん中のおじさんは直立で回転しながら、終止ピ〜ヒョロロ〜と笛を吹き続けています。
地面に頭をぶつけそうなギリギリの所でちゃんと体を起こして足から着地。
さすがです!
ボラドーレスを見た後は遺跡の敷地内へ。
ジャングルの中に多くあるマヤの遺跡の中で、珍しくカリブ海に面して建っている遺跡です。
敷地内はこんな感じ。
どんどん奥へ進むとカリブ海が見えて来ます。
遺跡の真下はビーチになっています。
カメの産卵場にもなってるそうです。
そして、ここにももちろんいました。
イグアナの大群。
イグアナが怖くて、子供が岩から下りられなくなっていました。
この後は見ていなので、どうなったのか分りません。
このトゥルム遺跡、遺跡の規模自体は小さいので1時間程度でひととおり見学できます。
遺跡の敷地とビーチは自由に行き来できるので、水着を着て行ってのんびりするのも良いかと思います。
上、カリブ海の夕日です。
とってもキレイでした〜。
でも、リゾート地、一人で行く所ではないですねぇ〜。[:ぐす:]
私は一人だった為、一度もカリブ海に入らず旅終了しました。
旅の続き、チチェン・イツァー編。
ウシュマル遺跡へ行った翌日は、チチェン・イツァー遺跡へ行って来ました。
あの、春分の日と秋分の日、太陽によってピラミッドの階段部分に蛇の形の影が浮き出る、アレです、あれ!。
日本のテレビでもよく扱われるので、御存知の方も多いかと思います。
マヤの遺跡は元々ジャングルの中にあったので、入り口から遺跡まではどこもこんな感じで木々が多い茂った中を通り抜けて生きます。
遺跡にたどり着くまで、お土産屋さんを見て歩くのもまた楽しいです。
ユカタン半島の民族衣装です。
白地の生地に色鮮やかな、花の刺繍がとってもキレイです。
実際、町中では年配の女性の方が着ている姿を見かけました。
そして長いお土産道を抜けると、例のピラミッドがドドーンと現れます。
こちら側の階段が蛇の影が現れる階段です。
私が行った日はそこそこの観光客でしたが、春分の日と秋分の日の写真を見せてもらったら、ピラミッドを囲んでとにかく足の踏み場も無いくらい物凄い人、人、人でした。
こちら通称「骸骨の壁」です。
生け贄の骸骨を大衆にさらす場所だったそうです。[:ぎょ:]
気がつけば、骸骨の壁の上で巨大なイグアナが休憩中(?)でした。
ピラミッドの奥に立つ、巨大な神殿。
階段上部に横たわるチャック・モール像が見えるでしょうか?
このチャック・モールの腹部に生け贄の心臓を置いたのも有名ですよね。
残念ながら現在のチチェン・イツァー、全てのピラミッドや神殿に上る事が出来なくなっています。
遺跡の保護の為だそうです。
遺跡見学の帰りに、セノテに立寄りました。
「セノテ」とは地中にしみ込んだ雨が、地下に水のたまる空洞を作り、その空洞の上の地面が陥没して出来た池?湖?みたいなものだそうです。
私が行ったセノテは観光地化されていますが、ユカタン半島には多くの自然のままのセノテがあり、その昔マヤ人達が干ばつや疫病が流行ると、生け贄や財宝を投げ入れたそうです。
セノテの入り口、受け付のお姉さん。
マヤの民族衣装がお似合いです。
セノテを上から見るたところ。
下に下りて見ました。
水の深さは60〜70メートルもあるそうです。
写真だと見難いかもしれませんが、魚がたくさんいました。
こちらの美女2人は帰りに寄ったレストランの従業員。
皆、頭にはお花を付けてるのがカワイイです!
お掃除のおばさん達まで、民族衣装なのが素敵でした!
チチェン・イツァーお薦めです。[:グッド:]
日本からは遠いですが、是非行って見て下さい。
次回はカンクン〜トゥルム編へと続きまぁす。